経歴詐称は見破れるのか?
経歴詐称は見破れるのか?
良い人材を採用しようと、たくさんの応募者と面接をする人事担当者の頭を悩ませるのが、経歴詐称問題ではないでしょうか。
実際に自分の経歴を偽る人がいるのか?と思う方もいるかも知れませんが、案外職歴や学歴を偽るケースは多く見られます。
また、これらは解雇予告手当てを狙っての犯行であったりするケースもあり、決して許される事ではありません。
このようなケースを見抜くためにも、人材を採用するにあたっては注意して行なう必要があります。
まず、学歴詐称を見抜く上では「証明書」の提出がもっとも有効的ですが、卒業校に関する質問をすることで見抜くこともできるといえるでしょう。
また、提出書類をちゃんと提出してくれるかという点についてもきちんと確認しておくべき項目でしょう。
しかし、必要以上に応募者を疑ってしまっては、たとえ優秀な応募者にも不信感を抱かせてしまい、辞退にもなりえます。
応募者も自分が働く会社を決定するに当たり、会社の方の雰囲気はどうか?上手くここでやっていけるのか?など、当たり前ですが考えているからです。
面接時だけでは、なかなか本性を見抜くのが難しい経歴詐称。
しかし、書類や質問によって見分けることができる場合も多いので、しっかりと対策を行っていきたいものですね。